日本の大学では講座制を採用しており、ここでは教授を頂点とする厳然たるピラミッド体制が形成されています。ひとたび教授になれば、定年まで身分が保障され、たとえ、しかるべき研究成果がなくてもその地位は安泰です。しかも人事権を握っていますので、部下の研究成果を横取りする、自分の研究の下請けとして部下を使い、部下の独創的な研究を阻害する、実力主義どころか情実人事がまかり通る、後継者は自分に忠実な者を指名する、不勉強から技術進歩の速いIT分野において現在ではほとんど利用価値のなくなった古い知識を教えて平然としている、最新の知識を持った人材が活用されないまま塩漬けになっている、などといった「封建時代の身分胆度」を思い起こさせる弊害が指摘されています。こうした問題を打破するためには、大学の独立行政法人化による教員の非公務員化や、教授の任期制や公募制による競争原理の導入、学生も参加する評価システムの採用、外国人教授の招聘など、抜本的な対策が必要であると言われます。
インターネットは大規模なネットワークです。設計の立場からは、世界中のコンピュータをつなぐところまで成長していくことを前提としています。少なくともそこまでの規模に耐えられる技術や仕組みがどうしても必要なのですが、そのためにはインターネットが「分散型」の仕組みであることが大切です。それは、どこかに「中心」があって、その中心が全体をすみずみまで制御するという「集中型」の仕組みでは、この前提のようなネットワークが世界大の規模でどんどん成長していく場合には耐えられないからです。接続したいコンピュータを世界中で次々と仲間に入れていくためには、世界中に分散した小さなネットワークを単位として考え、これらの集合として全休のインターネットを考える必要があります。こうした「分散型」のネットワークが発展していく休系を、細胞分裂をしながら成長していく体系、となぞらえる人もいます。実際にインターネットの発達は、細胞分裂に似ています。
セキュリティはWebサービスをインターネットで公開する場合のセキュリティ2点間の連携であれば、すでにインターネットで使われているトランスポートレベルのセキュリティ(HTTP基本認証17、SSL18、フォーム認証19)で十分です。しかし、複数Webサービスの連携になると、メッセージが途中で一度解読されて分岐したり、キューインク(一時保管)されたりすることがあり、この場合は最初の送信元と最終的な送信先との間のセキュリティが保たれません。そこで、メッセージレベルの認証、暗号化、電子署名、アクセス制御といったセキュリティ技術が必要になります。認証(なりすまし防止)悪意あるユーザーが他のユーザーになりすましてメッセージを送受信することを防ぐための、認証のしくみです。どのクライアントからアクセスしたかを証明するクライアント証明や、一度どこかにログインすれば、関連するサイトのサービスも共通に利用できるシングル・サインオンなどがあります。セキュリティトークンをSOAPヘッダに入れることで認証・許可を行います。
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